6月9日から19日まで愛・地球博で開催されたプロトタイプロボット展は
内外から注目を浴び高い評価を受けたとのことです。
日本のものづくりの技術力や競争力の低下が叫ばれる今日、その一方で国内におけるロボット開発が次代の日本の産業界を牽引する力の一つとなることが期待されているのだ言っても過言ではありません。
さて、このような状況を見るなかで国内におけるロボット開発をより高度にすばやく進めていくために信州諏訪地域のような工業集積地域としてもなんらかのお手伝いができれば良いのではないかと考えました。
そこでものづくりにおける持てる力を結集しロボット開発の一助となることを目的とするロボット部品の製作事業「ロボット部品作成サービス」を諏訪の有志企業で行なうこととしました。
信州諏訪地域は古くは生糸産業から時計オルゴールカメラ、最近では電子デバイス部品といった社会に密接に関連しながら精密精緻なものづくりをまじめにこつこつと行なってきた土地がらです。
全国紙にも掲載され記憶に新しいところでは諏訪地域の企業が長いチャレンジの末に国内初の心臓手術のための国産人工心臓を作り出しすなどこのものづくりの文脈は現在も脈々と流れています。
このものづくりの力を、ロボット開発のお手伝いを通して社会や産業界への貢献へと還元することができれば幸いです。
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機械との複合加工

通し穴加工

鋳造品を積層板金や精密板金に
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